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イメージマスク

イメージマスクは、白黒画像を使ってキャンバスゾーン内の除外領域を指定する機能です。このページでは、画像ファイルの選択、しきい値(threshold)、白黒反転(invert)、領域の拡縮(choke_m)の使い方を説明します。

ポリゴンマスクが多角形で除外範囲を囲むのに対し、イメージマスクは 白黒画像の濃淡 で除外する場所を決めます。輪郭が複雑で多角形では追い込みにくい形状や、CAD・グラフィックソフトで正確に作った型をそのまま使いたい場合に向いています。

既定では 黒 = 除外 / 白 = 通過 です。つまり、画像の黒い部分に重なった範囲が検出対象から外れ、白い部分は通常どおり検出されます。

対応する画像形式は PNG / JPEG / BMP です。

イメージマスクは、メインタブのビューワー画面で、対象ゾーンの配下に追加します。

  1. メインタブを開き、パラメータパネルのゾーン一覧から、マスクを置きたいキャンバスゾーンを展開します。

  2. ゾーン配下の イメージマスク セクションにある 「+」 を押します。

  3. ファイル選択ダイアログで、白黒画像(PNG / JPEG / BMP)を選びます。

  4. 選んだ画像は自動的に設定フォルダ内の li-touch/masks/ にコピーされます。元ファイルを移動・削除しても、LiTouch 側のマスクはコピーを参照し続けます。

  5. ゾーンの範囲に画像が当てはめられ、黒い部分が除外領域として反映されます。

パラメータ意味範囲初期値
threshold白黒を判定するしきい値0〜10.5
invert白黒(除外/通過)を反転オフ
choke_m除外領域の拡縮(メートル単位)0.0

threshold は、画像の各画素を「黒(除外)」と「白(通過)」のどちらに振り分けるかの 境界 です。画素の明るさがこのしきい値より暗ければ除外、明るければ通過になります。

  • 既定値は 0.5(中間のグレーが境界)です。
  • グレーがかった画像や境界が曖昧な画像で 除外範囲を広げたいときは、値を下げます。
  • 逆に 除外範囲を狭めたいときは、値を上げます。

invert をオンにすると、黒と白の役割が入れ替わります。既定は「黒 = 除外 / 白 = 通過」ですが、反転すると「白 = 除外 / 黒 = 通過」になります。

手元の画像が「残したい部分を黒、除外したい部分を白」で作られている場合などに、画像を作り直さずに invert で合わせられます。

choke_m は、除外領域の輪郭を メートル単位 で広げたり縮めたりします。マスクの境界ぎりぎりで検出が出てしまう、あるいは除外しすぎている、といった微調整に使います。

動作効果
正の値erosion(収縮)除外領域を 縮小 する
0なし画像どおり
負の値dilation(拡張)除外領域を 拡大 する
  • 除外領域の縁で誤検出が残るときは、負の値を入れて除外領域を少し広げます。
  • 逆に除外しすぎて必要な検出まで消えるときは、正の値で除外領域を縮めます。
  • 値はメートル単位なので、実空間で「何センチ広げる/縮める」という感覚で調整できます。
ポリゴンマスクイメージマスク
指定方法多角形の頂点白黒画像
向いている形直線で囲める単純な形曲線・複雑・型ありの形
編集アプリ内で頂点を操作画像を差し替え/パラメータ調整

単純な柱や什器ならポリゴンマスクが手軽です。曲線が多い、あるいは図面・デザインデータから正確な型を流用したい場合はイメージマスクが適しています。両方を同じゾーンに併用することもできます。