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背景キャプチャ

このページでは、検出の基準となる 背景 を記録する「背景キャプチャ」の手順を説明します。柱・什器・壁など、常にそこにある物を「背景」として覚えさせ、人や物が入ってきたときの 差分だけ を検出対象にするための作業です。

LiTouchは、初期スキャンを「背景」として記録し、その後のスキャンとの 差分 から前景(検出したい物体)を抜き出します。これを背景差分と呼びます。背景を正しく記録しておくと、動かない物体を無視し、人の動きだけをきれいに検出できます。

背景キャプチャは、メインタブの背景キャプチャセクションで行います。

  1. センサを接続し、必要ならアラインマージを済ませておきます。

  2. 検出範囲から人や動く物をすべて取り除き、視野を空(背景だけの状態)にします。

  3. 背景キャプチャセクションの「キャプチャ」ボタンを押します。

  4. 現在のスキャンが背景として記録され、状態表示が更新されます。

キャプチャすると、状態表示に記録内容が示されます。表示には次のような情報が含まれます。

  • いつキャプチャしたか(例: 「○秒前」)
  • 記録した背景の点数(例: 「○点」)
  • 記録したセル数(例: 「○セル」)

点数やセル数が想定どおりであれば、背景が正しく取れています。極端に少ない・多い場合は、視野やセンサ接続を見直してから取り直してください。

キャプチャした背景は、アプリのデータディレクトリに 永続化 されます。

  • アプリを再起動しても、前回キャプチャした背景が 自動的に復元 されます。
  • そのため、毎回キャプチャし直す必要はありません。設置や環境が変わったときだけ取り直します。

環境が変わった(家具を動かした、設置をやり直した等)ときは、視野を空にして再度「キャプチャ」を押すと、背景が上書きされます。

記録した背景を消したい場合は、背景キャプチャセクションの「クリア」操作で削除できます。クリア後は背景差分の基準が無くなるため、必要に応じて取り直してください。

背景差分の効き具合は、ブロブ検出パラメータbackground_enabledbackground_tolerance で調整します。

  • background_enabled … 背景差分のオン/オフ
  • background_tolerance … 背景との差をどれくらいで「前景」とみなすかのしきい値

ノイズが多い、または検出が弱いと感じたら、背景の取り直しに加えてこれらの値を調整します。詳しくは ブロブ検出パラメータ を参照してください。