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複数センサとマージ

このページでは、複数台のセンサを並べて使うときに、各センサの点群を 1つの座標系に統合(マージ) する考え方と確認方法を説明します。広い面をカバーしたり、死角を埋めたりするときに使います。

同じ Plane(検出面)に属する複数センサの点群を、共通の座標系に重ね合わせる処理を マージ と呼びます。各センサを正しくアラインしていれば、重なる領域の点群がぴったり一致し、複数台が1台のように振る舞います。

視野の重なりを FOV 表示で確認する

Section titled “視野の重なりを FOV 表示で確認する”

各センサがどの範囲をスキャンしているかは、ビューワーの FOV(視野)表示 で確認できます。

  1. ビューワーのツールバーで「表示」メニューを開きます。

  2. 「センサFOV」をオンにすると、各センサの視野が扇形で表示されます。

  3. 隣り合うセンサのFOVが、つなぎ目で適度に 重なっている かを確認します。重なりがあると、その境界でも検出が途切れません。

点群の色分けで各センサを見分ける

Section titled “点群の色分けで各センサを見分ける”

ビューワーの点群表示では、センサごとに色が分かれて 表示されます。これにより、どの点がどのセンサ由来かを見分けられます。

  • 重なる領域で、各センサの点群が同じ位置に揃っていれば、アラインが正しくできています。
  • 同じ物体なのに色ごとに点群がずれている場合は、そのセンサの位置・角度を微調整します。

ビューワーの操作やその他の表示オプションは ビューワーの使い方 を参照してください。

マージの距離しきい値(merge.distance_threshold)

Section titled “マージの距離しきい値(merge.distance_threshold)”

マージ処理には、重なった点同士を「同じ点」とみなして重複を除去するための距離しきい値があります。

パラメータ意味初期値調整の目安
merge.distance_threshold重複点とみなす距離0.05 m通常は変更不要

この値は 通常デフォルト(0.05 m)のままで問題ありません。重なり領域の点群が二重に見える、あるいは過剰に間引かれていると感じる特殊なケースでのみ調整を検討してください。

「床」と「壁」のように、独立した複数の検出面を同時に扱いたい場合は、Planeを分けて運用します。Planeが1つなら、このページのマルチセンサマージがそのまま当てはまります。

詳しくは 複数Planeの運用 を参照してください。