テスト送信
このページでは、テスト送信機能を使って、センサなしでもOSC受信側が正しくデータを受け取れるかを確認する方法を説明します。設置前の動作確認や、受信側パッチの組み立てに役立ちます。設定は OSCタブ(Radioアイコン)のテスト送信欄で行います。
テスト送信には、用途に応じて2つのモードがあります。
- Playerモード: 仮想のプレイヤーを自動で動かし、プレイヤー位置のメッセージを送ります。
- Contourモード: ダミーの点列(contour)を送ります。
-
OSC送信先の設定 で、受信したいPC・ソフトのIPとポートを登録し、「有効」をオンにします。同じPCで受信する場合はIPを
127.0.0.1にします。 -
メッセージ種別 で、確認したいメッセージ(例:
position,player/count)をオンにします。 -
受信側ソフト(TouchDesigner / Max/MSP / Pure Data など)でOSC受信を開き、登録したポートで待ち受けます。
Playerモード(仮想プレイヤー)
Section titled “Playerモード(仮想プレイヤー)”仮想プレイヤーを自動で動かし、プレイヤー位置のメッセージを送ります。実際に人が動いている状態を再現できます。
設定できる項目は次のとおりです。
| 項目 | 意味 |
|---|---|
| パターン | 仮想プレイヤーの動き方(次の表を参照) |
| Plane数 | 何面分のデータを送るか |
| Zone数 | 各Plane内のゾーン数 |
| プレイヤー数 | 同時に動かす仮想プレイヤーの数 |
| タッチ間隔 | プレイヤーが現れる/触れる間隔 |
| 送信レート | テスト送信のレート |
動きのパターン:
| パターン | 動き |
|---|---|
| 円運動 | ゾーン内を円を描いて動く |
| 水平往復 | 左右に往復する |
| 斜め往復 | 斜め方向に往復する |
| ランダム | 不規則に動く |
-
テスト送信欄でPlayerモードを選びます。
-
パターン・Plane数・Zone数・プレイヤー数・タッチ間隔・送信レートを設定します。まずはプレイヤー数1・円運動など、わかりやすい設定から始めると確認しやすいです。
-
テスト送信を開始します。仮想プレイヤーが動き始め、設定したメッセージが送られます。
-
受信側でプレイヤー数や位置が動いているか確認します。
Contourモード(点列)
Section titled “Contourモード(点列)”Contourモードは、ダミーの点列(points)を送ります。Contourモードのゾーン/Planeで点群そのものを受信側へ渡す使い方を確認するためのものです。
-
テスト送信欄でContourモードを選びます。
-
点数(送る点の数)を指定します。
-
テスト送信を開始すると、ダミーの点列が
/points系のアドレスで送られます。 -
受信側で点列が届いているか確認します。
受信側で確認する
Section titled “受信側で確認する”代表的な受信側ソフトでの確認の流れは次のとおりです。
OSC In DAT または OSC In CHOP を作り、登録したポートを指定します。テスト送信を開始すると、受信したアドレスと値が表に並びます。position のアドレスに 0〜1 の値が入っていれば、正規化UV座標を受け取れています。
udpreceive オブジェクトに登録したポートを指定し、後段に print をつなぐとMaxウィンドウに受信メッセージが流れます。アドレスと値を確認できます。
netreceive -u -b <ポート> などでUDPを受け取り、print で内容を表示して確認します。
値が届かない場合は、IP・ポートの一致、ファイアウォール、メッセージ種別のON/OFFを順に確認してください。実際に送られているメッセージは OSCモニター でも確認できます。